【活用ガイド】

JVNDB-2010-003205

FreeRADIUS の fr_dhcp_decode 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

FreeRADIUS の lib/dhcp.c の fr_dhcp_decode 関数は、DHCP Relay Agent Information オプションを適切に処理しないため、サービス運用妨害 (無限ループおよびデーモン停止) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


FreeRADIUS
  • FreeRADIUS 2.1.9

想定される影響

第三者により、1 つ以上のサブオプションを持つパケットを介して、サービス運用妨害 (無限ループおよびデーモン停止) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeRADIUS
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3696
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3696
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載

公表日2010/09/28
登録日2012/03/27
最終更新日2012/03/27