【活用ガイド】

JVNDB-2010-003092

Tangerine の tangerine スクリプトにおける権限を取得される脆弱性

概要

Tangerine の (1) tangerine および (2) tangerine-properties スクリプトは、LD_LIBRARY_PATH にゼロ長のディレクトリ名を配置するため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


alex launi
  • tangerine 0.3.2.2

想定される影響

ローカルユーザにより、カレントワーキングディレクトリのトロイの木馬の共有ライブラリを介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

alex launi
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 設計上の問題(CWE-DesignError) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3381
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3381
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載

公表日2010/10/20
登録日2012/03/27
最終更新日2012/03/27