【活用ガイド】

JVNDB-2010-003067

RSA Authentication Client におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

RSA Authentication Client の SecurID 800 ユーザ認証子の秘密鍵オブジェクトは、SENSITIVE または NON-EXTRACTABLE タグを適切に処理しないため、アクセス制限を回避され、鍵を解読される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


RSAセキュリティ
  • authentication client 2.0.x、3.0、および 3.5.3 未満の 3.5.x

想定される影響

ローカルユーザにより、不特定の PKCS#11 API リクエストを介して、アクセス制限を回避され、鍵を解読される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

RSAセキュリティ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3321
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3321
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載