【活用ガイド】

JVNDB-2010-003060

Linux kernel の net/rose/af_rose.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux kernel の net/rose/af_rose.c には、整数符号エラーにより、サービス運用妨害 (ヒープメモリ破損) 状態となる、またはその他の詳細不明な影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.36-rc5-next-20100923 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、rose_getname 関数呼び出しを介して、サービス運用妨害 (ヒープメモリ破損) 状態にされる、またはその他の詳細不明な影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3310
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3310
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載