【活用ガイド】

JVNDB-2010-003041

Symantec Antivirus Corporate Edition などで使用される Intel AMS の GetStringAMSHandler 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Symantec Antivirus Corporate Edition および Symantec Endpoint Protection で使用される Intel Alert Management System (AMS) の Intel Alert Handler サービスの hndlrsvc.exe の prgxhndl.dll の GetStringAMSHandler 関数は、AMS リクエストの CommandLine フィールドを適切に検証しないため、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


インテル
  • intel alert management system
シマンテック
  • Symantec AntiVirus Windows 2000 SP4 版 Corporate Edition 10.1.4.4010
  • Symantec Endpoint Protection 11.x 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたリクエストを介して、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

インテル シマンテック
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3268
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3268
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載