【活用ガイド】

JVNDB-2010-003019

EncFS における重要な情報を取得される脆弱性

概要

EncFS には、同様の初期化要因でCFB 暗号手順により複数のブロックが暗号化されるため、重要な情報を取得されやすい脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


arg0
  • encfs 1.7.0 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、XORed データの回復を伴う計算を介して、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

arg0
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3075
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3075
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載

公表日2010/09/17
登録日2012/03/27
最終更新日2012/03/27