【活用ガイド】

JVNDB-2010-003008

Cisco WLC におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

Cisco Wireless LAN Controller (WLC) には、アクセス制限を回避される、設定変更されるおよび管理者権限を取得される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE 2010-2842 および CVE-2010-2843 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Wireless LAN Controller ソフトウェア 4.2 から 6.0.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、アクセス制限を回避される、設定変更されるおよび管理者権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3033
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3033
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載