【活用ガイド】

JVNDB-2010-002988

Apache Traffic Server における内部 DNS キャッシュポイズニングの脆弱性

概要

Apache Traffic Server は、DNS ソースポートおよびトランザクション ID を適切に選択しないため、またレスポンスを確認する際に DNS クエリフィールドを適切に使用しないため、内部 DNS キャッシュポイズニングされる中間者攻撃を容易にする脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache Traffic Server 2.0.1 未満および 2.1.2-unstable 未満の 2.1.x

想定される影響

攻撃者により、巧妙に細工されたレスポンスを介して、内部の DNS を偽装される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-2952
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-2952
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載