【活用ガイド】

JVNDB-2010-002981

Cisco WLC におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Wireless LAN Controller (WLC) には、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Wireless LAN Controller ソフトウェア 4.2.209.0 未満の 4.2
  • Cisco Wireless LAN Controller ソフトウェア 4.2.207.54M 未満の 4.2
  • Cisco Wireless LAN Controller ソフトウェア 6.0.196.0 未満の 5.0、5.1、および 6.0
  • Cisco Wireless LAN Controller ソフトウェア 5.2.193.11 未満の 5.2

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、巧妙に細工された HTTP パケットを介して、無効な引数を誘発し、emweb コンポーネントに渡すことでサービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-2841
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-2841
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載

公表日2010/09/08
登録日2012/03/27
最終更新日2012/03/27