【活用ガイド】

JVNDB-2010-002914

OpenConnect におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

OpenConnect には、メモリを二重に解放する不備があるため、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態となる、または詳細不明な影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


infradead
  • OpenConnect 1.40 未満

想定される影響

リモートの AnyConnect SSL VPN サーバにより、再接続操作中の巧妙に細工された DTLS Cipher オプションを介して、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされる、または詳細不明な影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

infradead
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-5009
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-5009
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載