【活用ガイド】

JVNDB-2010-002811

Dovecot におけるサービス運用妨害 (master process outage) の脆弱性

概要

Dovecot には、サービス運用妨害 (master process outage) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


dovecot.org
  • Dovecot 1.2.15 未満
ターボリナックス
  • Turbolinux Appliance Server 3.0  
  • Turbolinux Appliance Server 3.0 (x64) 
  • Turbolinux Server 11  
  • Turbolinux Server 11 (x64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux Server 6 
  • Red Hat Enterprise Linux Workstation 6 

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、大量の IMAP または POP3 セッションの同時切断を介して、サービス運用妨害 (master process outage) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

dovecot.org ターボリナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3780
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3780
  2. Secunia Advisory : SA41723
  3. SecurityFocus : 43690
更新履歴

  • [2011年05月31日]
      掲載
    [2011年06月23日]
      影響を受けるシステム:ターボリナックス (TLSA-2011-18) の情報を追加
      ベンダ情報:ターボリナックス (TLSA-2011-18) を追加