【活用ガイド】

JVNDB-2010-002790

IBM WebSphere Application Server の Security コンポーネントにおけるサーバへアクセスされる脆弱性

概要

IBM WebSphere Application Server (WAS) の Security コンポーネントは、Tivoli Integrated Portal/embedded Webpshere Application Server (TIP/eWAS) フレームワークを使用している際、ログアウトした認証エントリー情報を適切に削除しないため、サーバへアクセスされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere Application Server 7.0.0.15 未満
  • IBM WebSphere Application Server 6.1.0.35 未満

想定される影響

第三者により、無人のワークステーションを介して、サーバへアクセスされるる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1320
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1320
更新履歴

  • [2011年04月08日]
      掲載