【活用ガイド】

JVNDB-2010-002771

memcached の memcached.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

memcached の memcached.c には、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Memcached
  • Memcached 1.4.3 未満
オラクル
  • Oracle Solaris 11 Express

想定される影響

第三者により、長大なラインを介して、超過メモリの割り当てを誘発され、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Memcached オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-1152
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-1152
  2. Secunia Advisory : SA39306
  3. SecurityTracker : 1023839
  4. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2011-0442
更新履歴

  • [2011年03月24日]
      掲載