【活用ガイド】

JVNDB-2010-002763

PHP の PCNTL 拡張におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

PHP の PCNTL 拡張は、ユーザ定義シグナルハンドラが存在している際、競合状態となり、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 5.3.4 未満

想定される影響

攻撃者により、多数の同時シグナルを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-0753
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-0753
  2. SecurityFocus : 46168
  3. ISS X-Force Database : 65431
更新履歴

  • [2011年03月01日]
      掲載