【活用ガイド】

JVNDB-2010-002757

lighttpd におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

lighttpd は、リクエストによって発生する読み込み操作へのバッファ割り当て処理により、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


LIGHTTPD
  • lighttpd 1.4.26 未満
  • lighttpd 1.5.x
オラクル
  • Oracle Solaris 11 Express

想定される影響

第三者により、遅い速度で送信される小さな断片に分割されたリクエストを介して、メモリの大量消費を誘発され、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

LIGHTTPD オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0295
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0295
  2. Secunia Advisory : SA38403 
  3. SecurityFocus : 38036
  4. ISS X-Force Database : 56038
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2011-0172
更新履歴

  • [2011年02月21日]
      掲載
    [2014年04月07日]
      ベンダ情報:オラクル (Multiple vulnerabilities in Lighthttpd) を追加