【活用ガイド】

JVNDB-2010-002750

PHP の Zend Engine におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

PHP の Zend Engine には、リファレンスによってアクセスされるオブジェクト上の set、 get、 isset および unset メソッドの使用に関する処理に不備があるため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる、または詳細不明な影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 5.2.15 未満
  • PHP 5.3.4 未満

想定される影響

攻撃者により、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、または詳細不明な影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-4697
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-4697
  2. SecurityFocus : 45952
  3. ISS X-Force Database : 65310
更新履歴

  • [2011年02月18日]
      掲載