【活用ガイド】

JVNDB-2010-002705

Linux kernel の sound/core/seq/oss/seq_oss_init.c 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux kernel の sound/core/seq/oss/seq_oss_init.c 内にある snd_seq_oss_open 関数には、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.36 未満
  • Linux Kernel 2.6.27.54 未満
  • Linux Kernel 2.6.32.22 未満
  • Linux Kernel 2.6.35.5 未満
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 6 
  • Red Hat Enterprise Linux HPC Node 6 
  • Red Hat Enterprise Linux Server 6 
  • Red Hat Enterprise Linux Workstation 6 

想定される影響

ローカルユーザにより、/dev/sequencer デバイスの利用の失敗を介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、またはその他の詳細不明な影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 二重解放(CWE-415) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3080
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3080
  2. SecurityFocus : 43062
更新履歴

  • [2011年01月28日]
      掲載

公表日2010/09/20
登録日2011/01/28
最終更新日2011/01/28