【活用ガイド】

JVNDB-2010-002657

複数の Apple 製品上で稼働する Application-Level Gateway におけるデバイスの IP アドレスを使用される脆弱性

概要

複数の Apple 製品上で稼働する Application-Level Gateway (ALG) は、受信した FTP トラフィック内にある PORT コマンドを変更することにより、インターネット TCP トラフィック上に存在するデバイスの IP アドレスを使用される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • AirMac Express ベースステーション (802.11n)
  • AirMac Extreme ベースステーション (802.11n)
  • Time Capsule

想定される影響

第三者により、イントラネット FTP サーバーへの書き込みアクセスを介して、デバイスの IP アドレスを使用される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT4298
  • Apple セキュリティアップデート : HT4298
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0039
参考情報

  1. JVN : JVNVU#545319
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0039
  3. SecurityTracker : 1024907
更新履歴

  • [2011年01月19日]
      掲載