【活用ガイド】

JVNDB-2010-002652

x64 プラットフォーム上で稼働している Microsoft Exchange Server 2007 におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

x64 プラットフォーム上で稼働している Microsoft Exchange Server 2007 には、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Exchange Server 2007 for x64-based Systems

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、巧妙に細工された RPC リクエストを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS10-106
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS10-106
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS10-106e
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA10-348A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3937
参考情報

  1. JVN : JVNTA10-348A
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3937
  3. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2010-0033
  4. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS10-090,091,092,093,094,095,096,097,098,099,100,101,102,103,104,105,106)
  5. US-CERT Cyber Security Alerts : SA10-348A
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA10-348A
  7. Secunia Advisory : SA42633
  8. SecurityFocus : 45297
  9. SecurityTracker : 1024888
  10. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-3228
更新履歴

  • [2011年01月19日]
      掲載