【活用ガイド】

JVNDB-2010-002613

Libmbfl の mb_strcut 関数における重要な情報を取得される脆弱性

概要

PHP などの製品で利用される Libmbfl の mb_strcut 関数には、length パラメータの処理に関して不備があるため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 5.3.4 未満
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • RHEL Desktop Workstation 5 (client) 

想定される影響

攻撃者により、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-4156
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-4156
  2. Secunia Advisory : SA42135
  3. SecurityFocus : 44727
更新履歴

  • [2011年01月13日]
      掲載
    [2011年02月18日]
      影響を受けるシステム:レッドハット (RHSA-2011:0196) の情報を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2011:0196) を追加