【活用ガイド】

JVNDB-2010-002558

Windows 上で稼働する Apple QuickTime における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Windows 上で稼働する Apple QuickTime には、ユーザプロファイルの “Apple Computer” ディレクトリに対するパーミッションに関して不備があるため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • QuickTime 7.6.9 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、"Apple Computer" ディレクトリ内のファイルを読まれ、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT4447
  • Apple セキュリティアップデート : HT4447
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0530
参考情報

  1. JVN : JVNVU#387412
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0530
更新履歴

  • [2010年12月27日]
      掲載