【活用ガイド】

JVNDB-2010-002539

ISC DHCP サーバにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ISC DHCP サーバには、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ISC, Inc.
  • ISC DHCP 4.0 から 4.2
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 6 
  • Red Hat Enterprise Linux HPC Node 6 
  • Red Hat Enterprise Linux Server 6 
  • Red Hat Enterprise Linux Workstation 6 

想定される影響

第三者により、Link-Address フィールドにアドレス指定を行わない Relay-Forward メッセージを含む DHCPv6 パケットを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ISC, Inc. レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 設計上の問題(CWE-DesignError) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3611
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3611
  2. Secunia Advisory : SA42082
  3. Secunia Advisory : SA42407
  4. SecurityFocus : 44615
  5. ISS X-Force Database : 62965
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-2879
  7. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-3092
  8. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 68999
更新履歴

  • [2010年12月22日]
      掲載

公表日2010/11/02
登録日2010/12/22
最終更新日2010/12/22