【活用ガイド】

JVNDB-2010-002490

Openswan のクライアント内にある programs/pluto/xauth.c における任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

Openswan のクライアント内にある programs/pluto/xauth.c には、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2010-3302 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Openswan
  • Openswan 2.6.25 から 2.6.28
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 6 
  • Red Hat Enterprise Linux Server 6 
  • Red Hat Enterprise Linux Workstation 6 

想定される影響

リモート認証されたゲートウェイにより、パケット内の cisco_dns_info または cisco_domain_info のデータ内にあるシェルのメタキャラクタを介して、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Openswan レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3752
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3752
  2. Secunia Advisory : SA41689
  3. SecurityFocus : 43588
  4. SecurityTracker : 1024749
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-2526
更新履歴

  • [2010年12月14日]
      掲載