【活用ガイド】

JVNDB-2010-002450

複数の Microsoft 製品における任意のコードを実行される脆弱性

概要

複数の Microsoft 製品には、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Office 2004 (mac_os) 
  • Microsoft Office 2008 (mac_os) 
  • Microsoft Office 2011 (mac_os) 
  • Microsoft Office xp 
  • Open XML File Format Converter for Mac

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された Office ドキュメントを介して、メモリの破損を誘発され、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS10-087
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS10-087
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS10-087e
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA10-313A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3336
参考情報

  1. JVN : JVNTA10-313A
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3336
  3. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2010-0030
  4. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS10-087,088,089)
  5. US-CERT Cyber Security Alerts : SA10-313A
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA10-313A
  7. Secunia Advisory : SA38521
  8. Secunia Advisory : SA42144
  9. SecurityFocus : 44660
  10. SecurityTracker : 1024705
  11. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-2923
更新履歴

  • [2010年12月06日]
      掲載