【活用ガイド】

JVNDB-2010-002443

Zope Object Database の ZEO/StorageServer.py におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Zope Object Database の ZEO/StorageServer.py には、競合状態が発生するため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Zope Foundation
  • ZODB 3.10.0 未満

想定される影響

第三者により、TCP コネクション確立中の切断処理を介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Zope Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3495
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3495
  2. Secunia Advisory : SA41755
  3. SecurityFocus : 43916
更新履歴

  • [2010年12月06日]
      掲載