【活用ガイド】

JVNDB-2010-002382

Google Chrome におけるクライアントユーザに関する重要な情報を取得される脆弱性

概要

Google Chrome は、プロキシサーバの設定が全て無効の際、Web サイトへのダイレクト接続を試みるため、クライアントユーザに関する重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 4.0.249.89 未満

想定される影響

リモート HTTP サーバにより、標準的な HTTP ロギング処理を介して、クライアントユーザに関する重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0643
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0643
  2. Secunia Advisory : SA38545
  3. ISS X-Force Database : 56212
  4. SecurityTracker : 1023583
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-0361
  6. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 62315
更新履歴

  • [2010年11月24日]
      掲載