【活用ガイド】

JVNDB-2010-002360

Google Chrome の Element::normalizeAttributes 関数における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Google Chrome の WebKit の WebCore 内にある dom/Element.cpp の Element::normalizeAttributes 関数には、DOM mutation イベントハンドラに関する処理に不備があるため、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
本脆弱性は CVE-2010-1759 と重複している可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 5.0.375.70 未満

想定される影響

第三者により、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-2300
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-2300
  2. Secunia Advisory : SA40072
更新履歴

  • [2010年11月24日]
      掲載