【活用ガイド】

JVNDB-2010-002352

WebKit の protocolIs 関数におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Google Chrome などの製品で利用される WebKit の WebCore の platform/KURLGoogle.cpp 内にある protocolIs 関数は、URL の先頭の空白を適切に処理にしないため、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 4.1.249.1036 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された javascript: URL を介して、クロスサイトスクリプティング攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-1236
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-1236
更新履歴

  • [2010年11月24日]
      掲載