【活用ガイド】

JVNDB-2010-002321

Adobe Flash Player の ActiveX コントロールにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

Adobe Flash Player の ActiveX コントロールには、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アドビシステムズ
  • Adobe AIR 2.0.4 およびそれ以前
  • Adobe Flash Professional CS5
  • Adobe Flash CS4 Professional
  • Adobe Flash CS3 Professional
  • Adobe Flash Player 10.1.85.3 およびそれ以前
  • Adobe Flash Player 10.1.95.1 およびそれ以前 for Android
  • Adobe Flex 4
  • Adobe Flex 3
オラクル
  • Oracle Solaris 10 
  • Oracle Solaris 11 Express

想定される影響

第三者により、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アドビシステムズ オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3637
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3637
  2. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2010-0029
  3. 警察庁 @police : アドビシステムズ社の Adobe Flash Player のセキュリティ修正プログラムについて
  4. IPA 緊急対策情報 : 20101105-adobe
  5. Secunia Advisory : SA41917
  6. SecurityFocus : 44690
  7. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-2903
更新履歴

  • [2010年11月19日]
      掲載
    [2011年02月01日]
      影響を受けるシステム:オラクル (multiple_vulnerabilities_in_adobe_flash1) の情報を追加
      ベンダ情報:オラクル (multiple_vulnerabilities_in_adobe_flash1) を追加