【活用ガイド】

JVNDB-2010-002283

複数の Adobe 製品における任意のコードを実行される脆弱性

概要

複数の Adobe 製品には、DLL ハイジャック攻撃を誘導され、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アドビシステムズ
  • Adobe InCopy CS5 7.0.2 およびそれ以前
  • Adobe InDesign CS5 7.0.2 およびそれ以前
  • Adobe InDesign Server CS5 7.0.2 およびそれ以前

想定される影響

ローカルユーザおよび第三者により、.indl、.indp、.indt または .inx ファイルと同じフォルダに格納されているトロイの木馬の ibfs32.dll を介して、DLL ハイジャック攻撃を誘導され、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アドビシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3153
参考情報

  1. JVN : JVNTA10-238A
  2. JVN Status Tracking Notes : JVNTR-2010-23
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3153
  4. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA10-238A
  5. Secunia Advisory : SA41126
更新履歴

  • [2010年11月10日]
      掲載