【活用ガイド】

JVNDB-2010-002274

RealNetworks RealPlayer の rjrmrpln.dll における任意のコードを実行される脆弱性

概要

RealNetworks RealPlayer の rjrmrpln.dll は、ヒープバッファとの相互作用中に使用されるファイルコンテンツを適切に検証しないため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


リアルネットワークス
  • RealNetworks RealPlayer 11.0 から 11.1
  • RealNetworks RealPlayer SP 1.0 から 1.0.1
  • RealNetworks RealPlayer SP 1.0.2 から 1.1
  • RealNetworks RealPlayer SP 1.1.1 から 1.1.4
  • RealNetworks RealPlayer Enterprise 2.1.2

想定される影響

第三者により、メディアファイルの logical stream 内にある、巧妙に細工された Name Value Property (NVP) 要素を介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

リアルネットワークス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3750
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3750
  2. SecurityFocus : 44442
更新履歴

  • [2010年11月09日]
      掲載

公表日2010/10/15
登録日2010/11/09
最終更新日2010/11/09