【活用ガイド】

JVNDB-2010-002230

Oracle Solaris における su の処理に関する脆弱性

概要

Oracle Solaris には、su に関する処理に不備があるため、機密性および完全性に影響のある脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


オラクル
  • OpenSolaris
  • Oracle Solaris 10 

想定される影響

ローカルユーザにより、情報が漏えいする、あるいは情報を改ざんされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
  • Critical Patch Updates and Security Alerts : cpuoct2010-175626
  • オラクル・セキュリティ・アラート : 101015_92
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA10-287A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3503
参考情報

  1. JVN : JVNTA10-287A
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3503
  3. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA10-287A
  4. SecurityFocus : 43972
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-2652
更新履歴

  • [2010年11月02日]
      掲載