【活用ガイド】

JVNDB-2010-002202

複数の Microsoft 製品における任意のコードを実行される脆弱性

概要

複数の Microsoft 製品は、レコード情報を適切に検証しないため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Excel 2002
  • Microsoft Office 2004 (mac_os) 
  • Microsoft Office 2008 (mac_os) 
  • Open XML File Format Converter for Mac

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された Excel ドキュメントを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS10-080
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS10-080
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS10-080e
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA10-285A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3242
参考情報

  1. JVN : JVNTA10-285A
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3242
  3. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2010-0027
  4. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS10-071,072,073,074,075,076,077,078,079,080,081,082,083,084,085,086)
  5. US-CERT Cyber Security Alerts : SA10-285A
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA10-285A
  7. Secunia Advisory : SA39303
  8. SecurityFocus : 43657
  9. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-2627
更新履歴

  • [2010年10月28日]
      掲載