【活用ガイド】

JVNDB-2010-002162

Apple Mac OS X 上で稼働する Adobe Reader および Acrobat における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Apple Mac OS X 上で稼働する Adobe Reader および Acrobat には、配列インデックスエラーにより、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アドビシステムズ
  • Adobe Acrobat 9.3.4 およびそれ以前
  • Adobe Reader 9.3.4 およびそれ以前

想定される影響

攻撃者により、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アドビシステムズ 富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA10-279A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3631
参考情報

  1. JVN : JVNTA10-279A
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3631
  3. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2010-0026
  4. 警察庁 @police : アドビシステムズ社の Adobe Reader および Adobe Acrobat のセキュリティ修正プログラムについて
  5. US-CERT Cyber Security Alerts : SA10-279A
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA10-279A
  7. IPA 緊急対策情報 : 20101006-adobe
  8. SecurityFocus : 43733
  9. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-2573
更新履歴

  • [2010年10月21日]
      掲載