【活用ガイド】

JVNDB-2010-002125

複数の Cisco 製品におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

複数の Cisco 製品には、SIP に関する処理に不備があるため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
本問題は、Bug IDs CSCtf72678 および CSCtf14987 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Unified Communications Manager 5.1(3g) 未満
  • Cisco Unified Communications Manager 6.1(5)SU1 未満
  • Cisco Unified Communications Manager 7.1(5b)SU2 未満
  • Cisco Unified Communications Manager 8.0(3a) 未満
  • Cisco IOS 12.2 
  • Cisco IOS 12.3 
  • Cisco IOS 12.4 
  • Cisco IOS 15.0 
  • Cisco IOS 15.1 
  • Cisco IOS XE 2.5 
  • Cisco IOS XE 2.6 

想定される影響

第三者により、UDP を経由する巧妙に細工された SIP 登録トラフィックを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-2834
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-2834
  2. Secunia Advisory : SA41549
  3. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-2478
更新履歴

  • [2010年10月13日]
      掲載