【活用ガイド】

JVNDB-2010-002113

IBM DB2 におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

IBM DB2 は、関数の所有者による権限の損失に依存する関数のドロップまたは無効化を適切に実行しないため、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2009-3471 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM DB2 9.7 FP3 未満

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、関数への呼び出しを介して、アクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3474
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3474
  2. Secunia Advisory : SA41444
  3. SecurityFocus : 43291
  4. ISS X-Force Database : 61872
  5. SecurityTracker : 1024457
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-2425
  7. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 68121
更新履歴

  • [2010年10月08日]
      掲載
    [2010年11月08日]
      影響を受けるシステム:IBM (1450666) の情報を追加
      ベンダ情報:IBM (1450666) を追加