【活用ガイド】

JVNDB-2010-002109

Drupal におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Drupal には、trigger モジュールと組み合わせた actions 機能に関する処理に不備があるため、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Drupal
  • Drupal 5.23 未満
  • Drupal 6.19 未満
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 3 (x86) 
  • Asianux Server 3 (x86-64) 

想定される影響

特定の権限を持つリモート認証されたユーザにより、 action description、action message、node、または taxonomy term を介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Drupal ミラクル・リナックス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3094
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3094
  2. Secunia Advisory : SA40930
  3. SecurityFocus : 42391
  4. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-2078
更新履歴

  • [2010年10月07日]
      掲載