【活用ガイド】

JVNDB-2010-002103

Microsoft Outlook Web Access におけるクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性

概要

Microsoft Outlook Web Access には、クロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Exchange Server 2003
  • Microsoft Exchange Server 2007

想定される影響

第三者により、Outlook へのリクエストに対する電子メールユーザの認証をハイジャックされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Advisory : 2401593
  • マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ : 2401593
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA10-257A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3213
参考情報

  1. JVN : JVNTA10-257A
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3213
  3. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2010-0023
  4. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS10-061,062,063,064,065,066,067,068,069)
  5. US-CERT Cyber Security Alerts : SA10-257A
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA10-257A
  7. Secunia Advisory : SA41421
  8. SecurityFocus : 41462
  9. ISS X-Force Database : 60164
  10. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-2391
更新履歴

  • [2010年10月06日]
      掲載