【活用ガイド】

JVNDB-2010-001994

複数の VMware 製品の VMware Authentication Daemon におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

VMware Authorization Service の vmware-authd.exe 内にある VMware Authentication Daemon には、USER および PASS コマンドに関する処理に不備があるため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
本問題は、CVE-2009-3707 と関連する問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware ACE 2.5.x
  • VMware ACE 2.6
  • VMware Player 2.5.x
  • VMware Player 3.0
  • VMware Workstation 6.5.x
  • VMware Workstation 7.0

想定される影響

第三者により、USER および PASS コマンドの \x25\x90 シーケンスを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 書式文字列の問題(CWE-134) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-4811
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-4811
更新履歴

  • [2010年09月13日]
      掲載

公表日2010/04/27
登録日2010/09/13
最終更新日2010/09/13