【活用ガイド】

JVNDB-2010-001963

QEMU-KVM のゲスト QXL ドライバポインタにおける権限を取得される脆弱性

概要

QEMU-KVM は、ゲスト QXL ドライバポインタを適切に検証しないため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる、または権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 3 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Virtualization
  • RHEL Virtualization 5 (server) 
  • RHEL Desktop Multi OS 5 (client) 

想定される影響

ゲスト OS ユーザにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、または権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ミラクル・リナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0431
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0431
  2. SecurityFocus : 42578
更新履歴

  • [2010年09月07日]
      掲載