【活用ガイド】

JVNDB-2010-001880

LFTP の get1 コマンドにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

LFTP の get1 コマンドには、ダウンロードのリンク先ファイル名を決定する前に、 server-provided のファイル名を適切に認証しないため、任意のファイルを作成または上書きされる、および任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Alexander V. Lukyanov
  • LFTP 4.0.6 未満
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 3 (x86) 
  • Asianux Server 3 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 

想定される影響

リモートサーバにより、巧妙に細工されたファイル名を指定する Content-Disposition ヘッダを介して、任意のファイルを作成または上書きされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Alexander V. Lukyanov ミラクル・リナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-2251
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-2251
  2. SecurityFocus : 43728
更新履歴

  • [2010年08月26日]
      掲載