【活用ガイド】

JVNDB-2010-001739

x86_64 プラットフォーム上で稼動する RHEL の LibTIFF におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

x86_64 プラットフォーム上で稼動する Red Hat Enterprise Linux (RHEL) の LibTIFF には、圧縮機能が設定されていない画像データに関する処理に不備があるため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


LibTIFF
  • LibTIFF
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 3.0 
  • Asianux Server 3.0 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 3.0 

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された TIFF イメージを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

LibTIFF
  • LibTIFF - TIFF Library and Utilities : Top Page
ミラクル・リナックス
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : 2107
レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-2598
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-2598
  2. SecurityFocus : 41295
  3. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-1761
更新履歴

  • [2010年07月28日]
      掲載
    [2010年08月24日]
      影響を受けるシステム:ミラクル・リナックス (2107) の情報を追加
      ベンダ情報:ミラクル・リナックス (2107) を追加