【活用ガイド】

JVNDB-2010-001734

iSNS 実装におけるバッファーオーバーフローの脆弱性

概要

Linux SCSI target framework、iSCSI Enterprise Target および Generic SCSI Target Subsystem の isns.c 内にある iSNS 実装には、バッファーオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • RHEL Cluster-Storage (v. 5 server)

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、または SCN メッセージの長大な iSCSI ネームストリングあるいは無効な PDU を介して任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-2221
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-2221
  2. Secunia Advisory : SA40485
  3. Secunia Advisory : SA40494
  4. Secunia Advisory : SA40495
  5. SecurityFocus : 41327
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-1760
  7. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 65990
  8. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 65991
更新履歴

  • [2010年07月28日]
      掲載