【活用ガイド】

JVNDB-2010-001672

IBM WebSphere Application Server における重要な情報を取得される脆弱性

概要

IBM WebSphere Application Server には、ノードを結合する際の addNode -trace の使用に不備があるため、CIMMetadataCollectorImpl の重要なトレース情報が addNode.log ファイルに読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere Application Server 7.0.0.11 未満

想定される影響

攻撃者により、CIMMetadataCollectorImpl の重要なトレース情報が addNode.log ファイルに読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-2326
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-2326
  2. Secunia Advisory : SA40096
  3. SecurityFocus : 40699
  4. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-1411
  5. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 65438
更新履歴

  • [2010年07月13日]
      掲載

公表日2010/03/23
登録日2010/07/13
最終更新日2010/07/13