【活用ガイド】

JVNDB-2010-001668

Apple iTunes の WebKit における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Apple iTunes の WebKit には、テーブル処理の際、領域外メモリにアクセスするため、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2010-1387 および CVE-2010-1763 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • iTunes 9
  • iOS 2.0 から 3.1.3
  • iOS for iPod touch 2.1 から 3.1.3
  • iPhone
  • iPod touch

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された HTML ドキュメントを介して、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT4220
  • Apple Security Updates : HT4225
  • Apple セキュリティアップデート : HT4220
  • Apple セキュリティアップデート : HT4225
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-1769
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-1769
  2. Secunia Advisory : SA40196
  3. ISS X-Force Database : 59508
  4. SecurityTracker : 1024108
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-1512
更新履歴

  • [2010年07月13日]
      掲載