【活用ガイド】

JVNDB-2010-001653

MIT Kerberos 5 の Key Distribution Center における任意のコードを実行される脆弱性

概要

MIT Kerberos 5 の Key Distribution Center (KDC) には、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる、または任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


MIT Kerberos
  • Kerberos 5 1.8.2 未満
アップル
  • Apple Mac OS X v10.6 から v10.6.3
  • Apple Mac OS X Server v10.6 から v10.6.3

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、更新または検証に関連するリクエストを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

MIT Kerberos アップル
  • Apple Security Updates : HT4188
  • Apple セキュリティアップデート : HT4188
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-1320
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-1320
  2. Secunia Advisory : SA40220
  3. SecurityFocus : 39599
  4. SecurityTracker : 1023904
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-1481
更新履歴

  • [2010年07月09日]
      掲載