【活用ガイド】

JVNDB-2010-001612

Microsoft Windows SharePoint Services におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Microsoft Windows SharePoint Services には、ヘルプページへのリクエスト処理に不備があるため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows SharePoint Services 3.0 (32 ビット版)
  • Microsoft Windows SharePoint Services 3.0 (64 ビット版)

想定される影響

第三者により、アプリケーションプールの再起動を繰り返す原因となるヘルプページの巧妙に細工されたリクエストを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS10-039
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS10-039
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS10-039e
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA10-159B
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-1264
参考情報

  1. JVN : JVNTA10-159B
  2. JVN Status Tracking Notes : JVNTR-2010-18
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-1264
  4. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2010-0014
  5. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS10-032,033,034,035,036,037,038,039,040,041)
  6. US-CERT Cyber Security Alerts : SA10-159B
  7. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA10-159B
  8. SecurityFocus : 40559
更新履歴

  • [2010年07月05日]
      掲載