【活用ガイド】

JVNDB-2010-001525

RHEL の yum-rhn-plugin における Red Hat Network プロファイルを閲覧される脆弱性

概要

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) の Red Hat Network Client Tools 内の yum-rhn-plugin には、/var/spool/up2date/loginAuth.pkl ファイルに world-readable パーミッション (誰でも読み取り可能な権限) を付与する不備があるため、Red Hat Network プロファイルを閲覧される脆弱性が存在します
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 

想定される影響

ローカルユーザにより、Red Hat Network プロファイルを閲覧される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-1439
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-1439
  2. Secunia Advisory : SA39996
  3. SecurityFocus : 40492
  4. ISS X-Force Database : 59114
  5. SecurityTracker : 1024049
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-1311
  7. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 65063
更新履歴

  • [2010年06月15日]
      掲載