【活用ガイド】

JVNDB-2010-001451

Linux SCSI target framework および iSCSI Enterprise Target におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux SCSI target framework および iSCSI Enterprise Target には、isns_attr_query および qry_rsp_handle 関数の処理に関して不備があるため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • RHEL Cluster-Storage (v. 5 server)

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 書式文字列の問題(CWE-134) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0743
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0743
  2. Secunia Advisory : SA39142
  3. SecurityFocus : 39127
  4. ISS X-Force Database : 57496
更新履歴

  • [2010年05月21日]
      掲載