【活用ガイド】

JVNDB-2010-001365

複数の VMware 製品の VMware Tools における権限昇格の脆弱性

概要

複数の VMware 製品の VMware Tools には、VMware プログラムのロードに関する処理に不備があるため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware ACE 2.5.x
  • VMware ESX 4.0
  • VMware ESX 3.5
  • VMware ESX 3.0.3
  • VMware ESX 2.5.5
  • VMware ESXi 4.0
  • VMware ESXi 3.5
  • VMware Fusion 2.x
  • VMware Player 2.5.x
  • VMware Server 2.x
  • VMware Workstation 6.5.x

想定される影響

複数の VMware 製品の VMware Tools には、VMware プログラムのロードに関する処理に不備があるため、権限を取得される脆弱性が存在します。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-1142
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-1142
  2. Secunia Advisory : SA39206
  3. Secunia Advisory : SA39198
  4. SecurityFocus : 39394
  5. SecurityTracker : 1023833
  6. SecurityTracker : 1023832
  7. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-0852
更新履歴

  • [2010年05月07日]
      掲載